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ピロンッ
「おっ、またEPが入ってきた。時間が経つと勝手に溜まるのは見てて気持ちがいいな」
背もたれを倒した椅子にごろんと横になりながら拠点の詳細情報を眺める。昨日まで0だった十和田マンションのEPは一晩経つと5も溜まっていた。
新しく女性キャラを攻略したわけではない。ではなぜEPが増えているのかというと……
「やっぱりこれを作って正解だったな」
先日作成した設備のおかげだ。うむ、なんど見ても強力かつ便利な効果だ。
『悪夢搾精機』
キャラセット枠:■■■■■ 5/5
設備効果
・セットされた女性キャラクターの配偶者・恋人にあたる男性キャラは下記の効果を受ける。
・拠点内で睡眠を取ると女性キャラクターとプレイヤーが性行為をする夢を必ず見る。
詳細情報:
・この設備にはヒロインまたはスレイヴを5人までセットすることができる。
・男性キャラクターが夢の内容によって苦痛・恐怖を感じるとEPを取得することができる。
・EP取得量は男性キャラクターの苦痛度によって増減する。
・夢の内容はランダムに決定されるが女性キャラクターが指定することもできる。
「うーむ、リア充特攻すぎる設備だな……」
ようは「拠点内の男性に恋人・妻が他の男に抱かれる夢を見せて、苦しんだ分だけEPを獲得できる」という効果だ。
『悪夢搾精機』の効果対象になってしまった彼らは愛しの相手が寝取られる夢を見るようになってしまっていた。かわいそうに。
なにはともあれこれでEPを獲得する方法が増えた。
「だけど枠が埋まっちゃったな。スレイヴ四人と命をセットして5枠分は終わり。またスレイヴを堕としてもセットはできないか」
自動でさらにEPを稼ぐには悪夢搾精機をもう一台置くか、もしくは別の設備を置くしかない。
「でも最初よりはEPの溜まる速度は上がってるからな。設備を増やすごとにどんどん楽になるはずだ」
スレイヴ化によってもらえる5ポイント、悪夢搾精機によって毎日もらえる5ポイント、新しく作る設備によってさらに稼げるポイント。スレイヴの数と共にEPが稼げる設備も増築していけばあっという間に目標ポイントを達成できそうだ。
「さぁ、このマンションをもっと俺好みに塗り替えてやろう!」
◇
「すみませーん。訪問販売の者なんですが、いま流行っている健康になれる水はいかがですか?」
「あー、すいません。うちにはもうウォーターサーバーがあるので結構です」
「えー本当ですか?少しお家の中を見せてくださいよ」
「ちょ、ちょっと!なんですか!勝手に入ってこないでください!」
「あっあっあっあっ♡♡♡すごいっ♡お腹の奥とんとんされてるっ♡♡♡」
「はーい、そろそろ白いお水を出しますからねー。たくさん飲んで健康になりましょうねー」
「あっああっ♡♡でてるっ♡♡どろどろの熱いお水が私のなかに沢山でてる……っっ♡♡♡」
「もっと欲しいようでしたら契約してもらう必要があるんですが、どうですか?」
「するぅ♡契約します♡♡だからあなたのお水もっと注ぎ込んで♡♡♡」
◇
「○○放送から来た者です。お宅にテレビありますよね?契約料金を払ってもらいたいんですけど」
「え?うちにはテレビなんてないですよ。見る機械がないんだから契約しなくていいですよね?」
「あぁはいはい、ここ最近そんな嘘を言う人が増えたんですよね。すみませんが本当にテレビがないか確認させてもらいますよ」
「えっ、あのっ!ないって言ってるでしょ!テレビなんて興味ないんだから持ってないわよっ!」
「テレビあるじゃねぇか!!50インチ越えの立派なやつが!!!これでよく持ってないとか言い張れたな!!!」
「お゙っ゙お゙っ゙♡♡ごめんなさいぃぃぃぃぃぃぃ♡♡謝るからもっと突いてぇぇぇぇぇぇぇっ♡♡♡」
「このっ!反省してねぇなこいつ!!そのみっともないアクメ顔を録画してテレビに映してやるからもっとイキ狂えっ!!!」
「お゙ぎゅっ♡♡いぐっいぐっ♡♡ブサイクなアヘ顔晒しながらいぐぅぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡」
◇
「廃品回収ですー。なにか不要なものはありますか?」
「あら、ちょうどよかったわ。キッチンにある冷蔵庫を持って行ってくれるかしら?ついさっき新しいのが来たからもういらないの」
「了解でーす。早速運び出しちゃいますね」
「えぇ、お願いね。あと洗濯機も週末に買い替える予定だからついでにそっちも持って行ってくれるかしら?」
「すみませーん。やっぱり一人じゃ重くて運べませんでした。代わりにこのゲーム機貰ってもいいですかね?」
「あんっ……ぅんっ♡♡……えぇ、もちろんいいわ♡♡なんでも好きなものあげるっ♡♡だからもっと激しくおまんこして頂戴♡♡」
「ありがとうございますー。あ、このソフトいつかやりたいと思ってたやつだ。これも貰っていくか」
「あぁ……はんっ♡♡おちんぽ気持ちいい♡♡これがあれば他に何もいらないわぁ♡♡♡あんっ♡♡♡」
◇
「すみませーん、宅配便です。こちらにサインかはんこお願いします」
「はーい……これでいいですか?」
「はい、大丈夫です。ではこちらお渡しになり……あっ!」
「きゃっ!す、すみません。私ったら落としちゃうなんて……」
「こちらこそすみません!あぁ……段ボールが割れて中身が見えちゃってますね……。中の商品は無事かな。っ!……これは」
「あっ……それはそのっ……えっと……」
ブブブブブブ――
「あんっ♡あんっ♡しゅごいっ♡♡おちんちん入れられながらクリちゃん虐められるのしゅごしゅぎるっ♡♡」
「箱いっぱいにローターやらバイブやら買っちゃって。そんなに玩具が好きなら胸にもつけてあげますよ。ほらっ!」
「あああっ♡♡だめっ♡♡乳首にローターつけるのだめっ♡♡いくっ♡おまんことおっぱい両方いじめられていっちゃうぅぅぅぅぅ♡♡お゙ゔっ♡♡♡」
◇
「よーし、だいぶEPが溜まったな」
チョロイ女たちは簡単に股を開いてくれるから本当に楽だ。おかげで数日もしないで大量のEPを稼ぐことができた。
ここからはまたスレイヴたちをセットして更にEPを稼げる設備を建てていく。
まず作ったのが『猜疑心の安息地』という温度計型の設備だ。
こいつは対象としている男キャラが女キャラに向けている疑う気持ちを測ることができ、さらに計測している疑心レベルが急激に下がるとEPを獲得する。
つまりダウト・リリーフによってEPを獲得するためには男キャラに女キャラを強く疑わせた後に一気に解消する必要があるのだ。
(この仕組みだと攻略済み女キャラの旦那に浮気を疑わせるのが稼ぎやすそうだな。夫をいいように扱うのが好きな女……まぁ彼女だな)
特に悩むことなく俺は隣の部屋へ向かった。
ちゅるっ……ちゅっ……ちゅぱっ……
「ちゅっ……ねぇ、烙くん。この前ふたりでショッピングデートしたでしょ?あれが旦那にバレちゃったの」
テーブルランプの仄かな明かりに照らされた命が細長い手足を俺の身体に絡めながら突然そう言ってきた。
「あれ、たしかあの時間帯は仕事中でしたよね?なんでバレたんですか?」
「大学の同級生が私達が歩いているのを見ていたらしいの。その人が浮気じゃないかって旦那に連絡したそうよ」
なるほど、と先日のデートを思い出す。あの時は身体が触れ合うのも気にしていなかったから親密な仲であることは一目でわかっただろう。浮気とバレるのも至極当然だ。
「そうなんですか?旦那さん怒ってました?」
「うーん……声は荒げてなかったけど怖い感じは出てたわね」
苦笑する彼女からは浮気が露見するのを恐れる気持ちが見られない。命は浮気がバレることを気にしていないようだ。
「でね、誰と何をしていたんだって聞いてくるから買ってあったネクタイを渡したの。これを買うために友達に手伝って貰ったのよって伝えたら顔を赤くして「そうか……」だって!あの人のあんな顔みたことなかったから本当におかしかったわ」
普段より饒舌に旦那の様子を語る命。くすくすと笑いながら喋る姿だけ見るとまるで愛する夫の惚気話をしているようだ。
平穏な幸せを喜ぶごく普通の主婦の顔。だが……
ちゃりっ
「あっ……♡」
胸の先端から金属音鳴った途端に命の表情はとろけた。大きな瞳はうるうると濡れ、眉は物欲しげに垂れ下がっている。
「……ふふっ、そうね。これを買ってもらったのもあの時だったわね」
大きく張り出た胸を両手で鷲掴みにした彼女は先っぽにちょこんと鎮座している小さな乳首をこちらに見せつける。
鮮やかなピンク色の乳頭。固くそそり立ったその小さな突起には金属製の冷たい装飾品が付けられていた。
「烙くんにつけたもらったピアス。これを付けていると私が誰の女なのか思い出せるわ♡」
恍惚とした笑みを浮かべた彼女が身体を震わせると、揺れる胸に合わせてチャリチャリとニップルピアスの飾りから音が鳴った。
自分の身体が伴侶ではない男のものである証。その背徳感にぞくぞくと背筋を震わせる彼女は仄暗い快楽を貪るためにより危険な行為に足を進めていく。
「ねぇ、今度は二人で旅行にいきましょ♡もしあの人にバレたらまた適当に誤魔化すから♡」
◇
どうやら命は俺との浮気を旦那に仄めかすのが気に入ったようだ。次のデートではこの前よりもっと過激なプレイをすることになりそうな予感がする。寝取られビデオレターを撮る準備でもしておくか……
取り合えず『猜疑心の安息地』の使い勝手はわかった。あまり多用できるタイプではなかったが全く使えないわけでもない。建設に使ったEPが無駄にならなくて一安心だ。この設備についてはもう理解できたので他の設備も試してみよう。
設備リストを吟味した俺が次に選んだのは『噂の途絶えぬ戸の隙間』だ。
これは区切られた空間を対象とすることができ、中でヒロイン・スレイヴに対する卑猥な噂がされるとEPを獲得する効果を持っている。ただし、噂が事実だと確認されていまうと所持EPが減少するというデメリットもある。
ぱっと読んだ感じだと使いにくそうな効果だ。しかし、十和田マンションには噂されるのにピッタリなヒロインがいるではないか。せっかくだから彼女でどれだけEPが稼げるか試してみよう。
◆
ひそひそ、ひそひそひそ……
「ねぇ、聞いた?十和田さんの噂」
「聞いた聞いた。夜中に変な恰好で出かけてるのを誰かが見たってやつでしょ?」
「それそれ。しかもこの前聞いた話だとすっごくヒワイな服だったらしいわよ」
「やだぁ、気持ち悪い。十和田さんにそんな変態趣味があるなんて信じられないわ。ホントなの?」
「私は見たことないわよ。でもここのところ皆そう言ってるでしょ?だからきっと本当なのよ」
ひそひそひそ……
十和田マンションのエントランスホール。その隅っこで暇な主婦たちが身を寄せ合いながらこそこそと言葉を交わしている。管理人である十和田八重について最近流れているある噂について話しているようだ。
いわく、深夜のマンションで卑猥な恰好をした十和田八重を見た。はたまた、真夜中にコンビニに行った住人があられもない姿の十和田八重を見た。そんな噂が住人達の間でまことしやかに囁かれている。
いったい誰が言い始めたのか。そもそも本当にそんな姿を誰かが見たのか。出所もわからない話題を夢中で話していると突然冷ややかな声が聞こえてきた。
「エントランスではたむろしないでください。お話がしたいなら家の中かマンションの外でやっていただけますか?」
コツコツとヒールを鳴らしながら現れたのはまさにいま話題となっていた十和田八重だ。いつものピシッとした服をまとった彼女はしかめっ面で主婦たちを睨め付けている。
ルールに厳しく少しの不誠実もゆるさない管理人。そんな彼女が淫らにハメを外す様子なんて考えられない。
(やっぱりあの噂はデマよね)
ぺこぺこと頭をさげながら彼女たちは散り散りに去っていった。
「はぁ。まったく……」
大きく息をついてイライラを吐き出す八重。管理人室に戻ろうとした彼女がふと視線を上げると二階の通路によく知る姿を見つけた。二十歳ほどの青年、ここの住人であるごく学生だ。
「あっ……」
だが八重にとって彼はただの住人ではない。本当の自分を見せることができる唯一の相手。醜さも歪さもありのままに受け入れてくれるただ一人のご主人様。自分が尽くすべき相手を目にした彼女には時間も場所も関係ない。
「……♡」
ジーっと股間にあるチャックを下げる。ズボンを脱ぎ捨てた彼女は媚肉たっぷりの雌脚をあらわにした。
生真面目な女が着るには少し過激な真紅のショーツ。細やかな刺繍がほどこされたそれの股間部分はぱっくりと開いており彼女の秘所を丸見えにしている。
「ふっ……ふっ……♡」
ふりふり♡♡
噂どおりの格好になった彼女はそのまま上にいる男に向けて奉仕するかのように腰を振り始めた。いやらしくオスを誘うようにふりふりと左右に揺れる尻。普通の男なら即ハメしてしまうほどいじましく浅ましいダンスを八重は蕩けた顔で披露する。
自らの痴態を主人にアピールしていた彼女だったが頭上の彼がひとつ頷いたのを見ると恍惚とした笑みを浮かべて衣服を整えた。彼の応答、それは今夜もお散歩につれていってやるという合図だ。
じゅんっと股ぐらを濡らした八重は数時間後のプレイを期待して頬を赤らめた。
(さっそく今夜の準備をしないと……♡)
◇
予想通りといえば予想通りだったな。俺が手ずから行動しなくても八重さんの噂が広がるだけでEPが稼げる。それはいい、いいのだが……
(思ったより自重する気がないな彼女は!?深夜ならともかく真昼間のエントランスで脱ぎ始めたのは流石に予想外だったぞ!?)
どの程度うわさを広げるか俺がコントロールする必要がありそうだ。自動で稼げる設備のつもりだったのにアテが外れたな……。
こんな調子で俺はいくつかの設備を作っていった。使いにくいもの、便利なもの。様々な設備があったが総じてどれも悪くなかった。その中でも俺が特に気に入った設備を一つ紹介しよう。
効果があまりにも俺好み過ぎて速攻で作ってしまったこれは『視界外の逢引場』という名前を持つデジタルカメラ式の設備だ。拠点に設置しないのに設備と呼ぶのもおかしな感じだが、どうやらデジカメは端末機器で拠点のどこかに本体があるとのこと。
こいつは他の家族にバレないように家の中でセックスをしている写真を撮るとEPが貰えるとのこと。であればニブい旦那を持った人妻で試すのが良さそうだ。
妻が犯されても気づかないような間抜け。とあるスレイヴの夫がそんな男だったことを思い出した俺はとある部屋へ足を運んだ。
◆
じゃああぁぁぁぁぁぁ……
ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!
「あっあっあっあっ……そこっ!もっと突いてっ!」
シャワーが床を叩く水音、肉と肉がぶつかり合う音、そして獣欲に溺れた女の懇願する声が浴室に響いている。
つい先日堕としたばかりのこの女は、壁に両手をつき尻を後ろに突き出して何度も出し入れされるチンポを自ら奥深くまで受け入れていた。
「もっと腰をふってっ♡おちんぽのカリでおまんこの壁ガリガリひっかいてぇぇ!!あぁぁぁぁん♡♡♡」
激しく突き入れられる度に小ぶりな胸がぷるぷると揺れる。ぶちゅぶちゅ絡み合う結合部から精液と愛液が混じり合ったヨーグルトのような液体がどろっと流れ落ちた。
「あっあっ♡おちんぽ大きくなったっ……出そうなのねっ!いいわっ、出してっ!私もイクからあなたも一緒にきてっ♡♡」
一つに溶け合いながら高まっていく二人。やがて昂りが限界を超えて二回目の精液が彼女の胎にぶちまかれようとしたその瞬間。
こんこん
「おーい、そろそろ上がってくれー。俺も入りたいんだ」
扉の向こうから男の声が聞こえてきた。いまにもアクメを迎えようとしているこの女の夫だ。
「っ!……ごっごめんなさい、あなた。あと少しで出るからっ。もうちょっとだけ待っててっ……んっ♡」
「早くしてくれよ。俺も明日があるんだからさぁ……」
呆れたように言った彼は、上ずった女の声を気にも留めずに引き返していった。
「……あの人ったらいっつもタイミングが悪いんだから。ごめんなさい、邪魔が入っちゃったわね。さぁ、続きをしましょ……あんっ♡」
ぐりぐりと尻を押し付けて催促した彼女は膣深くに押し付けられたチンポによって再び絶頂のすぐそこまで追い上げられる。
ぱんっぱんっぱんっ!
「あんっ、あんっ、あぁんっ♡♡さぁ出してっ!目の前で妻が寝取られてるのにも気づかない鈍感男でもわかるように私のお腹大きくしてっ!!あっイクっ!!!」
あと一突きで頂きに登り詰めるその間際、膣がぎゅっと大きく収縮したのに合わせて肉棒の先端が子宮口に突き刺さった。
あまりの衝撃に彼女が両目をカッと開いた次の瞬間、膨れ上がった亀頭から精液が勢いよく迸った。
びゅるるるるっるるるるるっるるうるるっ!!!!
「う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛っ♡♡♡」
火傷するんじゃないかと錯覚するほど熱い精液に受け止めた女体は天に向けて反り返った。口から溢れ出そうになった絶叫をかみ殺した彼女はバチバチとスパークするような快楽を外へ逃がすことが出来ずに何度も絶頂へ昇りつめる。
これまでに体感したことがないほど強いアクメで真っ赤になった彼女の全身から玉のような汗がぼたぼたと滴り落ちた。
射精が終わってからも身体を震わせていた彼女のおまんこからゆっくりとチンポ抜いていく。やがて亀頭が膣口から姿を現すとごぽりと音を立てて精液が浴室の床にこぼれた。
高く突き出した尻の間からは二人のミックスジュースが流れ落ち続けている。ビクビクと身体を震わせている彼女は未だ絶頂の高みからは戻ってきていないようだ。
オスに征服されたメスの哀れな姿。その様子をしっかりと残しておくために俺はカメラのシャッターを切った。
――パシャッ
◇
バレるかバレないか、スリルを味わいながらの浮気セックス。緊張感があってすごく楽しかった。相手のスレイヴもかなり興奮していたようで風呂を上がった後そのまま三回戦に突入してしまったことは内緒だ。
カメラのメモリにはあられもない女の写真がいくつも収められている。やっぱり戦利品をデータに残すのは楽しいな。しばらくこれで遊んでみよう。
『マスター?マスターはつい先日、勝手にEPが溜まるマシンで埋め尽くしたーいとおっしゃっていませんでしたか?』
「た、たまには自分の手で堕とすのも楽しいんだよ……」
『なるほど、それは失礼しました』
心なしかじとっとしているフォーの目から視線をそらす。声色が平坦でちょっと不機嫌そうだ。一度言ったことを翻したのが気に入らなかったのだろうか。
思ったより強く返ってきた反応に驚いたが少し考えて納得した。そうか、ゲームクリアを目指すといったあの言葉も嘘なんじゃないかと疑っているんだな。安心しろ、少し寄り道はしても俺にとってのゴールは変わってないさ。
紆余曲折がありながらも自動でEPを稼げる設備を増設する俺の日々は過ぎていく。
思いつく限りの設備をつくっては試していき、一日に獲得できるEPの量を増やしていった。
そして今日、ついに目標としていた日間EP獲得量を達成した。
「これでやっとこいつが作れるな」
拠点攻略をしてすぐに見つけたとある設備。
これをつくるために俺はEPを稼げるよう拠点を改造してきたのだ。
「ようやく作れるな、俺の最終目標……」
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