いきしちみ

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1-17♡.お手軽セックスは服用量にご注意

「よし、じゃあ拠点侵食を始めていくか」

 なにを目指すかは決まった。あとは達成のためにコツコツと十和田マンションを染め上げていくだけだ。

『マスター、拠点侵食とはいったい何のことでしょうか?』

「あぁ、改造のことだよ。これからこの十和田マンションは建物も住人も俺の欲望によって生まれ変わるんだ。だったら改造手を加えるよりも侵食塗り替えるの方が適切だろ?」

『……ふふっ、仰る通りですね』

 ざざっとVDの画面にノイズが走る。砂嵐が止んだホームでは項目名が【拠点侵食】に変わっていた。

「いいねいいね、じゃあさっそく十和田マンション侵食プランを始めていくか」

『マスターはこれから何をなさるんですか?』

「ある目的のためにまた攻略を始めるのさ。最終目標はとある設備だ。これを作るために俺はEPをたくさん集めようと思う」

『最終目標?とある設備?攻略済みの十和田マンションに次なる目標を設定されたのですか?それは一体……?』

「おいおい、始まる前からオチを聞いちゃつまらないだろ?」

 少し嫌らしくフォーを煽る。先が知りたい気持ちは分かるがネタバレなんて興覚めが過ぎるだろが。

「いいのか?俺の口から聞くよりもこの先の攻略を見て考察するほうが楽しいと思うけど?」

『……その通りですね。わかりました、マスターの計画は必ず当てて見せましょう』

 少しむっとしたような声色でフォーがそう言った。わかりやすいやつだな、欲しいおもちゃを誕生日まで待てと言われた子供並みの我慢のなさだ。

 さて、じゃあ気を取り直して侵食プランに取り掛かろう。色々とやることはある、でもゆっくり一つずつ進めていけば問題はない。
 まずは第一フェーズ、無防備な人妻たちを堕とすところから始めよう。

 ――ピンポーン、ガチャ。

「はーい、どちら様ですか?……あっ、十和田さん」

 202号室に住む若妻『白石しろいし麻実まみ』が扉を開けると、そこにはマンションの管理人である十和田八重と作業服を来た男が立っていた。

「こんにちは、白石さん。お忙しいところすみません。実は先日とある住人の家が空き巣に入られてしまいまして」

「えっ!そんなことがあったんですか?」

「えぇ。それでいま他の部屋にも侵入された跡がないか確認をさせていただいているんです。いまから防犯対策の業者に家の中を確認させてもらってもよろしいでしょうか?」

 彼女の説明からすると隣に立つこの男が業者のようだ。女が一人でいる家に男性を上げるのは少し不安だが管理人である十和田の紹介であれば問題はないだろうと思い麻実はすぐに了承する。

「もちろんです!是非お願いします!」

「ありがとうございます。じゃあ宿見くん・・・・、こちらもお願いね」

「了解しました、十和田さん」

「窓ガラス、ガラス戸ともに穴を開けられた形跡はなし。コンセント周りにも盗聴器は見当たらないな」

 男は部屋の隅々を観察して手元のチェックシートに何かを書き込んでいる。どうやらちゃんとした専門家のようだ。信頼できる人だということがわかり私はほっと胸をなでおろす。
 女の身としてはやはり若い男に近づかれるのは怖いと思ってしまうのが正直なところだ。

「玄関にも特にマークを付けられてはいないようですね。異常なしです!よかったですね!」

 確認終了を告げながらにっこりと笑う彼。その朗らかな笑顔を見た私の心からするすると警戒する気持ちが抜けていく。

(どうして私、さっきまであんなに彼を警戒していたのかしら……)

 今となってはもう思い出せない。まぁいい、とにかく彼は信頼できる人に違いないのだ。
 これで確認作業も終わりかと思ったが作業員の男は更に言葉をつづけた。

「最後に少し普段の生活についてお聞かせいただいてもよろしいですか?」

「……?普段の生活ですか?」

「ええ、空き巣は部屋に侵入する前に必ず住人の生活サイクルを分析します。例えば昼の12時から14時は買い物で絶対にいないからその隙に侵入しよう、という風に計画を立てるんです」

 なるほど、確かにそんな話をテレビで聞いたような覚えがある。流石はプロだ。

「奥さんの普段の生活から何か空き巣に狙われそうなことがないか知りたいです。よろしいですか?」

「えぇ、大丈夫です!でも立ちっぱなしでお話するのもなんなので、お茶でも飲みながらゆっくり話しませんか?」

「あ、いいですか?じゃあ遠慮なくいただきます」

「実は暑くてすっかり喉が渇いてしまいまして」と言って彼はぺろりと舌を出す。先程までの真面目な雰囲気とは一変してお茶目な印象を受け、そのギャップにきゅんっと少しだけ心が高鳴った。

(やだ……ちょっとかわいいわ)

 少しウキウキとしながら私はお茶の準備を始めた。

「でねぇ、その時旦那がなんて言ったと思う!?『昼間っからだらだら何もしないから太るんだろ』ですって!私がいつもどれだけ家事をやってるか知りもしない癖に!」

「それは酷いですね。麻実さんの頑張りを全く顧みないでそんな悪口を言うなんで」

「でしょ!?烙くんもそう思うでしょ!?」

 気づけば話し始めてからもう3時間が経過していた、普段の生活を彼に話しているうちに、いつの間にか麻実は抱えていた愚痴まで吐き出し始めてしまっていた。
 彼が聞き上手なのもあり、言うつもりがなかったことまでするすると口から出てしまうのだ。

(でも不思議ね……始めてあったのにここまで心を許せるなんて)

 自分でも不自然なくらいに彼を信用する気持ちが心の中に根付いている。

「旦那さんも見る目がないですね。こんなに綺麗な麻実さんをないがしろにするなんて」

「き、綺麗だなんて……こんなおばさんにお世辞なんて言わなくていいのよ」

「お世辞じゃないです」

 ガタリと椅子から立ち上がった彼は真剣な顔で見つめてきた。

「麻実さんは美人です。もし独身だったら付き合って欲しいぐらいですよ」

「そ、そう?ありがとう……」

(そんなこと旦那にも言われたことないわ……やだ、顔が赤くなってないかしら)

 若い男の子から本気で褒められることなんてここ数年なかったため恥ずかしさと嬉しさから頬が紅潮してしまう。

「旦那さんが麻実さんを大事にしないなら……俺……」

 いつの間にかすぐ傍まで来ていた彼は麻実の肩に手を当てて顔を近づける。

「ちょ、ちょっと!そんなのダメよ……」

「嫌なら避けてください」

 目をつぶった彼の顔が近づいてくる。避けなきゃいけない。人妻として他の男に身体を許すことなんてしてはいけない。
 そんなことわかっているのに……

 ――ちゅっ

「んっ……」

 二人の距離がゼロになる。優しく触れ合った唇から私のよりも少し高い体温が伝わってくる。陽だまりのような温かさに身体のこわばりがゆっくり溶けていく。
 目をつぶったままキスに酔いしれているといきなり男の舌が唇を割って口内に入ってきた。

「ふむっ♡」

 思わず驚きの声をあげるが彼に見つめられた途端に頭がぼおっと蕩けていく。とろけた意識でこちらからも舌を絡ませる。

 ちゅっ……ちゅるっ……じゅるっ……

(私、なにしてるんだろう……今日知り合ったばかリの人とこんなに深くキスしちゃってる……)

 甘い快感を与えてくる男に愛おしさがじわじわと湧いてくる。気が付くと私は必死になってべろべろと彼の舌を舐めていた。

(あれ、旦那以外とキスしたらいけなかったような……でも彼は悪い人じゃないし……少しならいいわよね……♡)

 激しくキスを交わしていた私達はしばらくしてぷはっと唇を離した。はぁはぁと荒く息をしながら火照った顔で彼を見上げる。
 男は人のよさそうな笑顔を浮かべながらほのかにオスの雰囲気を漂わせている。彼は私の腰に腕を回して身体を抱きしめてきた。

「話の続きは寝室でしましょうか」

「……ええ♡」

 これから何が起きるのか、薄々気づきながらも私はその誘いに乗ってしまった。

 ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡

「お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙♡♡♡」

 バックから深く挿入された私は獣のような雄叫びを上げていた。奥深くまでに突き刺さった肉棒はもっと奥に入れさせろというように子宮口をぐりぐりと押し広げる。

「しゅごっ♡チンポしゅごいぃぃぃぃぃ♡♡♡おまんこ壊されちゃうぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡」

 夫のよりも立派なチンポはごすっごすっと何度も奥深いところを貫く。いままでの人生が感じたことがないくらい強烈な快楽が許容量を超えた私の快楽中枢に注ぎ込まれていた。

(しゅきっ♡しゅきっ♡だいしゅきっ♡♡♡)

 私に天上の快楽を与えてくれる彼に対してメスの本能が好意を抱き始めてしまう。
 彼が好き。彼のチンポが気持ちいい。夫のチンポより長くて太い。カリ高。イケメン。素敵。抱かれたい。いい匂い。彼の女になりたい。跪きたい。乱暴にされたい。フェラしたい。おまんこガバガバにされたい。彼に私の全てを捧げたい!
 肯定、愛情、崇拝、恋慕、被虐、隷属。彼に対する様々な感情が私の脳を埋め尽くす。たった数十分で彼は私にとって至上の存在となってしまった。

 ずちゅっ♡ぐちゅっ♡ぐぽっ♡

「この淫乱マンコがっ!愛おしそうにチンポに吸い付きやがって、そんなに俺のことが好きか!?」

「すきっ♡♡♡あの人なんかよりあなたの方がだいしゅきでしゅぅぅぅぅぅ♡♡♡あんな男は捨てますからっ、わたしをお嫁さんにしてくださいぃぃぃぃぃぃぃ♡♡♡」

「いいだろう、お前を俺の愛人にしてやる!どうだ、嬉しいか!?」

 ぱちんとお尻が叩かれる。彼に乱暴に扱われることが嬉しくてぎゅうぅぅっとおまんこがチンポにすがりつく。

「うれひぃっ♡♡うれひいれすっ♡♡」

「ならいまから俺のことは旦那様と呼べ、わかったか?」

「はいぃぃぃぃぃ♡♡わかりましひゃぁぁぁぁぁ♡♡だんまさまぁぁぁぁぁぁぁぁ♡♡♡」

 彼の愛人にしてもらえたっ!チンポで脳を壊された私にはそれが何物にも代えがたいほど嬉しく感じてしまう。イケメンにのぼせ上がる乙女のようなハート目で彼の顔を必死に見つめる。

 どちゅっ♡どちゅっ♡どちゅっ♡どちゅっ♡

「だんなさまっ♡だんなさまっ♡出してくださいっ♡♡私のおまんこの中に射精してください♡♡♡」

「ならたっぷり出してやるっ!子宮口開いて奥でちゃんと受け止めろよっ!!」

 どすっ♡どすっ♡どすっ♡どすっっっっ♡♡♡

「お゙お゙っ♡♡」

「出すぞっ!!」

 どびゅうううううぅぅぅぅぅ!!!

「お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙♡♡♡♡」

 一ミリの隙間もないほど腰を密着した状態での射精。子宮口に突き刺さった亀頭から吹き出す精液はびたびたと子宮の中を埋め尽くしていく。

びゅくっ!びゅくっ!!びゅびゅびゅびゅうううぅぅぅぅぅぅぅ!!!

「おほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♡♡♡イグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ♡♡♡」

 身体の奥底を支配される感覚に私の身体はあっけなく絶頂を向かえた。

 一回、二回、三回。チンポが精液を吐き出す度に何度も何度もアクメまで押し上げられる。

「イグッ♡イグッ♡またイグゥゥゥゥッゥゥッ♡♡♡」

 数えきれないほどイキ散らかした私は身体を起こし続けることが出来なくなりばたんとベッドに倒れる。ベッドに顔をうずめながら荒い息を繰り返す。

「はぁ……はぁ……♡」

 心地よい疲労感と共にまるで蛹を脱ぎ捨てたような解放感が身を包んでいる。私はたったいま、生まれ変わったのだ。

「綺麗にしろ」

 ずいと口元にチンポが突き出される。見上げると彼が支配者の表情で私を見下ろしていた。

「はい……♡」

 ぺろぺろと舌で綺麗にしてから口に含む。

 ちゅぽっ♡じゅるっ♡ちゅぽちゅぽっ♡

 絶頂のし過ぎで呼吸が辛いがそんなコトは彼へのフェラを止める理由にはならない。旦那様が望む限り私は奉仕をし続ける。それがオスに堕とされたメスの作法なのだから……♡

 ◆

「ふぅ、これで4人目も陥落完了っと。目標の数は達成できたな」

 ここ一週間で攻略したキャラ達の情報をPCで確認しながら呟く。

「しかしフォーも考えたな。新しく堕とした彼女たちを命さんや八重さんとは別の枠組みに分けるだなんて」

『御自身で苦労して堕とした女性と安易に攻略した女性を同じグループに入れるのは好まれないのでは、とこれまでのマスターの言動から推測した次第です』

「正解だ、だいぶ俺の趣向を理解してきたようだな」

 VDのホーム画面には新しく『スレイヴ』という項目が作られていた。アイコンの並びは『ヒロイン』とほぼ同じだが表示される対象が異なっている。
『ヒロイン』画面には命さんと八重さんのように俺が手ずから苦労して堕とした女性たちが表示されているのに対して『スレイヴ』画面の方には昨日堕とした白石麻実を含めた4人の主婦たちが載っている。
 前者の二人と後者の四人の違い、それは攻略への取り組み方だ。さっきフォーが言ったように人妻四人は制圧後拠点の難易度低下を利用して簡単に攻略したのだ。

(簡単に堕とせること自体に文句はないけど、頑張って堕とした二人と同列に扱うのはちょっと違う気がする)

 そんな俺の気持ちを察したフォーが【難易度低下によって攻略した女性キャラ】をまとめる概念として【スレイヴ】という枠組みを作ってくれたというわけだ。
 しかも単に区切ったわけではなく用途を分けていた。確か……

「スレイヴとなったキャラクターは本来の人格を失くして奴隷のように俺の命令に従う、だったか?

『その通りです。簡単に攻略した際のデメリットが存在しないと手間をかけて堕とす楽しみがないと思いこのような仕様にさせていただきました』

「パーフェクトだフォー。その見事な推理力に1宿見烙ポイントを進呈しよう」

 さすがプランナーAI、その推測は大いに正しい。無個性な奴隷堕ちという変貌は俺にとってとても大きなデメリットになりうる。
 元々の性格をいかに捻じ曲げるかが「堕ち」の醍醐味なんだ。それなのに皆同じような人格になってしまうなんて考えるだけでもぞっとする。

(ヒロインにしたいほど惹かれてない時だけスレイヴ化しちゃえばいいな)

 ちなみにこの制圧ボーナス難易度低下モードはOFFにもできるようにしてくれたとのこと。なので制圧後に俺の手で攻略したい女がいた時は簡単モードからちょいムズモードに切り替えることでスレイヴじゃなくヒロインとして堕とせるのだ。いたせりつくせりとはこういうことだろう。

「スレイヴ化してもEPはもらえる、そうだよな?」

『はい。スレイヴ化は第一陥落・第二陥落よりも簡単な攻略方法になるため、相手がどれだけ拠点にとって重要なキャラクターであっても獲得できるEPは一律で5ポイントになります』

「難易度が下がってるんだ、そんなものだろ」

 大したことないデメリットだ。簡単に堕とせる代わりに貰えるポイントが少ないなら数をこなせばいいだけなのだから。つい先日俺がやったみたいに。

「さて、この一週間で新たに4人をスレイヴ化した俺は20EPを獲得したわけだ。これでまず一つ設備を作ることができるな」

 最終目標となる設備はまだ作れない。だがその前段階となる設備はいま持っているEPでも建設できる。
 管理用端末から『拠点侵食』画面を開く。設備ラインナップから一つ選んだ俺は【作成開始】ボタンを押した。

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